Cha-rier

ロードバイク初心者のたわごと

BRM1005 埼玉1000km アタック鶴岡 DNF 後編

前編1000kmブルベにチャレンジするもDNF BRM1005 アタック鶴岡 - Cha-rier

 

続きです。

 

反射ベストを置き忘れてるのにも気付かずにダラダラ登っていると旧道への分岐点に辿り着きます。ちょっと迷って旧道に入ると、暫くは何故かダウンヒルに。人が住んでいるような気配もあり、そこまで寂しい道でもなくて、ちょっと一息ついたのも束の間、結構な斜度の坂が現れます。ようやくきやがったなと思った途端、何故か急に楽しくなってきました。車通りの多い道ばかり走り続けていたので、こういう車も通らないような道のヒルクライムに飢えていたのでしょうか。何人かランドヌールをパスしながら妙にテンション上がって登っていきます。あれ?俺クライマーだったっけ?坂が楽しいとか思いながらクライムを楽しんでいると思ったよりも速く道は下りに差し掛かりました。もっと厳しいかと思ってたけどもう終わりか。なんか楽勝だったなと思ったけど、ここは実はアップダウンしながら登っていくタイプの峠だったんです。この後何度もアップダウンを繰り返すという結構いやらしい峠でした。ホント降るんなら登らせんなよって感じ。

どこがピークだったかもよく分かりませんでしたが、ダウンヒルが長くなってきたので、多分峠は越えたんだろうと思い無くしたウインドブレーカの代わりにレインジャケットを羽織ろうと、停車してサドルバッグを開けている時にようやく気が付きました。

 

 

あれ?俺、反射ベスト着てないじゃん。。。

 

あーロキソニン湿布貼ったトイレに置き忘れたんだ…終わった…。

 

しれっとゴールまで走ってとぼけて認定貰うか、いやいや、ルール違反して走って貰う認定なんて意味ないだろとか色々考えましたが、こんな山奥の山中に夜にいる以上、とにかく先に進むしかありません。しかし、もうもう完全にやる気はなくなったので、今回は米沢に取ってあるホテルまで走ってDNFだなーと心に決めて、度々の休憩を挟みつつダラダラ走ってなんとか米沢に辿り着きます。着いたのは午前2時半過ぎだったかな。もう時間も覚えていませんが。しかし遅いとはいえ次の日走っても、制限時間には間に合っていたとは思います。

 

8時過ぎまでホテルで寝て、今回はスタッフさんも走られているということなので、メールでDNFの連絡を入れまして今回のブルベはこれにて終了ってことになりました。帰りの電車でDNFメールの返信が来たのですが、自分の書いたメールの誤字脱字が酷くて顔から火が出そうになりました。やはり疲れは尋常じゃなく、走らない判断は懸命だったのかななんて思ったりもしましたが、これを書いている今現在は悔しさが、かなりジワジワときています。1000kmなんてなかなか走る機会もないし、運良く休暇も取れるとは限りません。出た以上は走り切って認定貰いたかった…

 

という事で、今回ダメだった点は反省材料にし、いつかまたリベンジします。

 

完走された方、残念ながらDNFだった方。そしてスタッフの方々本当にお疲れ様でした。