PRIME PRIMAVERA ~コスパ最高なエアロカーボンハンドル
明けましておめでとうございます。ずいぶんとまぁ久しぶりな更新でございます。前回いつ更新したすら覚えていませんし、いつの間にか年も明けていたというこんなやる気ゼロな当ブログではありますが、こないだ交換したPRIMEのカーボンハンドルがなかなか素晴らしかったものでちょいとインプレしてみます。
取り付けるとこんな感じになります。ようやく自分のバイクも長らく憧れていたエアロでカーボンなハンドルってヤツになりました。取り付け等は自分でやりましたが、面倒だし他の方もブログとかで書いてそうなので経過は端折ります。とりあえずケーブルは通しやすかったとだけ言っておきます。
前から見るとこんな感じです。GIANTのエントリーモデルなのに見た目だけはなんか高級車っぽくなりました。なりましたよね?←
ブラックフライデー中のwiggleでバーテープとセットで13500円とかいうふざけたお値段だったので、だいぶ安上がりにグレードアップできました。
ちなみにカーボンハンドル使うのは初めてなのですが、ハンドルをカーボンに換えたくらいでそんなたいした変化なんてないだろう。見た目は良いけどね...
くらいにしか思ってなかったのですが、すいません。だいぶナメてました。全然違いますねコレは。てことでちょっと思った事をあげていくとします。
- マジで振動吸収性がアルミと段違い。こんな変わるもんなの?ズルいって思いました。
- ブラケットが超絶持ちやすいんです。何コレ。マジで?で握った瞬間思いましたもん。このハンドルの形状はホント良く考えられてますねぇ。角を落としてあるのがかなり効いています。この形状考えた人グッジョブって感じです。
- エアロポジション取りやすいです。肘曲げて手のひらを置くとホントしっくりきます。その体勢キープできるかは別として。
- 下ハンも持ちやすいです。下ハンの形状は人によって好みが分かれる所ですが、コイツの良い所は下ハン部が先が尖った形状になっていて指が引っ掛かりやすいトコなんですよね。
- これが1番意外だったんですけど、ハンドルをエアロ形状にすることによる空力効果って体感できるものなんだなと思いました。よく言われる何W節約〜とか40km走って何秒かタイム短縮とかガチ勢の方々しか分からんような効果ではなく、下り基調で40km以上も出せばハッキリと分かるのが、ハンドリングなんです。風を切っているせいだと思うのですが、ハンドルの微調整が格段にラクになったんですね。今までハンドルの手応えから速度感を感じたたんだなぁという事に今更ながら気が付きました。今までとはハンドルが風に押されるチカラが全然違うとでも言えば良いのでしょうか。
上にあげたメリットを考えるとこれってロングライド向きの性能だと思います。ラクなんですよね。色々と。
剛性や形状的にはガチなスプリンターさんにはおそらく物足りないでしょう。FTP230W程度の自分には全く不足ないですが。
上ハンが握りにくいのでクライマーさん向けでもないと思います。上ハンに手を置いて休むぶんには良いんすけどね。この平ぺったいトコはやっぱ握るところじゃぁありませんね。バーテープ巻いたらちょっとはマシになりそうではありますが、見た目的にはちょっとないかなぁって感じです。レース目指して峠に行ってはとにかくガシガシ踏んで、ストラバでPR狙うぜ的な用途にはちょっとおすすめはできないです。登りでもブラケットしか持たないって人は別ですが。
最後に纏めますと、ひたすら低く硬くとか最軽量目指すとか、いわゆる尖った性能を求めない限りは費用対効果としては間違いなく最高部類のハンドルと言って良いと思います。見た目もなかなかで、性能的にも良いモノです。形状がホント良く考えられているのが素晴らしい。なんとなくエアロでカーボンなハンドルが欲しいぜって人は買って損なしです。
おわり