Cha-rier

ロードバイク初心者のたわごと

レビュー Castelli Perfetto Light 半袖ジャージ

最近、微妙ながらもアクセス数が伸びてきた当ブログ。ロードバイク初心者によるたわごとレベルの内容ではありますが、記事を参考にしてくれる方もいらっしゃるみたいです。ありがたいことです。

f:id:a-nash:20161112172618j:image

今回レビューするのはこのCastelli Perfetto Light 半袖ジャージです。

ロードバイクに乗るのに1番適した季節って春と秋ですよね。この季節は暑くもなく寒くもなく、景色も良くて走るだけで気持ちいい最高の季節だと思います。しかしネックなのは朝晩や標高による温度差。朝10℃以下まで冷え込んでも、昼には20℃以上まで上がったり、登りで暑くなってもダウンヒルでは寒かったりとウェアの選択には1番難しい季節でもあります。Castelli Perfetto Light 半袖ジャージはそんな季節に着用するジャージとしては最適解なんじゃないでしょうか。以前はこの位の気温なら夏用ジャージでインナーを変えて対応すればいいと思ってました。しかし気温に合ったギアを使えば快適性は全く異なってくるものですね。今回このジャージを使用してみてそれがよく分かりました。ですので、いくつか使用してみて感心した点などを挙げていきたいと思います。

 

■ 10℃以下でも寒くない

私は寒さに強い方ではないので10℃以下では夏用ジャージでは凌げないです。冷風で体幹が冷やされるのが何よりもキツイ。寒ければウィンドブレーカーを羽織れば良いのでしょうが、アレは風でバタつくし暑くなって脱ぐ頃には中はムレムレで不快になるし、下手したら汗冷えで寒くなって酷い目に合う事もあります。なので使い勝手としては正直イマイチ。10℃以上に上がらないのであればジャケットを着るのですが、15℃以上に気温上がるような日はジャケットでは暑くなりすぎる。そんな時に1番適しているのが半袖のウィンドストッパーなんですよね。

 

Castelli -Perfetto Lightは前面と袖と背面の下の部分にはGore Windstopper® 150 生地を採用しています。そして撥水加工がしてあり多少の雨なら弾きます。この生地は普通のウィンドストッパーよりも軽量らしいですが、秩父の山中で気温8℃でのダウンヒルでも、ウインドブレーカー要りませんでした。流石の防風性能です。一応ウィンブレは持っていったんですけどね。もちろんアームウォーマーが必須なのは言うまでもありませんが。

f:id:a-nash:20161112184813j:image

そして夏用の半袖ジャージよりも少し袖が長いのもポイント。防寒面を考えてこの長さなのでしょう。背面も長くなっているので、腰から尻が冷えるのも防げるし、水飛沫も弾きます。よく考えてらっしゃる。

 

■ 20℃近くでも暑くない

Perfetto Light がGABBAと異なるのは背中にはより透湿性がある素材が配されているという所です。

f:id:a-nash:20161112181945j:image

背中側はこんな感じ。黒い部分はナノライト生地で防水仕様となっています。GABBAと比べて透湿性は高く、伸縮性もなかなかあるのでフィット感も上々です。確かに暑くなってくればジッパーを上げて、アームウォーマーを脱げば20℃近くなっても全然平気でした。素晴らしい。

f:id:a-nash:20161112192532j:image

ベースレイヤーを2層にすればより完璧。milletのドライナメッシュは確かに汗冷え防止に効果あります。ただ上に重ねたベースレイヤーは汗ダクになるので、たまにジッパー開けて乾かしてやる必要はありますが。

 

■ フィット感最高

私は身長173cmで胸囲86cmというかなりの痩せ型体型ですが、Sサイズでジャストフィットでした。

f:id:a-nash:20161112174407j:image

着用すると立った状態では少し胸の辺りはキツイかなって感じです。なので、前傾姿勢で腕を伸ばせばジャストフィット。ダブつきなど一切ありません。しかし私の体型でこれだけピッタリということは、結構着る人を選ぶジャージかとも思います。かなりタイトなレースフィットのジャージと言えるでしょう。ちなみに海外のレビューを見ると、GABBAよりもワンサイズアップを推奨しているレビューが多かったです。

 

■ 少しのの雨ならコレで凌げる

Perfetto Light はどちらかと言うと、GABBAと同じで寒い春秋の雨天用という位置付けです。なので天候が変わりやすい山岳のロングライドでは急に降られても大丈夫という安心感は大きなメリットと言えるでしょう。山中で雨に濡れて低体温症とかシャレになりませんからね。

 

■ デザインも好み

カラーはdrive blue という色ですが、発色良いです。実際の製品を見ると写真よりもカッコいい。派手すぎることはないのに、目立ちます。地味でクラシカルで超高級な某ジャージもいいですけど、個人的にはやっぱりサイクルジャージはやはり目立ってナンボってところもあると思います。まぁサソリマークは...ですが、嫌いではないのでヨシとしましょう。

 

f:id:a-nash:20161112194720j:image

f:id:a-nash:20161112194728j:image

ジッパーの中はこんな感じです。裏起毛はないので、より高い気温にも対応可能というところがこのジャージのポイント。なので真冬での使用は厳しいと思います。というか、真冬に着るようなジャージではないですね。海外のサイトを見ると、適正気温はやはり10℃〜20℃位というレビューが多かったです。唯一の残念な点はバックポケットが小さい事。ハッキリ言って今まで使ってきたジャージの中で1番使い難いです。

 

と、まぁグダグダとレビューをしてきた訳ですが、

GABBAもそうなのですけど、Perfetto Light も日本語のレビューが殆どないので少し詳しく書いてみました。海外のサイトなら詳細なレビューをしている所もちらほらあるんですけどね。自分はたいして読めもしない英文のレビューを参考にしたのですが、日本語のユーザーレビューも少しはあった方が良いでしょう。

カステリ PERFETTO LIGHT を着て 紅葉の八丁峠で絶景を堪能してきた

超久しぶりの快晴の土曜日。また出勤になるかと思っていたら、なんと奇跡的に休める事に。

 

バイクはメンテから帰ってきたばかりで、秋用のウェアも新調した。これは行くしかないでしょう。

去年から、紅葉の季節には必ず行くと決めていた絶景という噂の八丁峠へ。

 

ちなみに前の記事にも書きましたが、今回新調したウェアはこちら。

f:id:a-nash:20161105193208j:image

CASTELLI PERFETTO LIGHT SHORT SLEEVE JERSEY

 

GABBAよりも涼しくて軽いらしいです。日本でのレビューはほぼありませんが、海外のレビューを見ると10℃〜20℃位まで対応できるとの事。まさに春秋のためのジャージと言っていいでしょう。ただ、GABBAよりもワンサイズ上を選んだ方がいいとのレビューが多かったです。試しに着てみたらかなりタイトフィットでしたし。

 

そしてベースレイヤーに導入したのがこちら。

f:id:a-nash:20161105193932j:image

millet ドライナメッシュ。見た目相当ヤバいですが、高性能なベースレイヤーを上に追加すれば、汗冷えを防ぐ能力は相当なモンらしいです。

 

てことで今回のライドでは、1番下にmilletドライナメッシュノースリーブ。その上にクラフトのエクストリームの半袖。ジャージはCASTELLI PERFETTO LIGHT+ナノフレックスアームウォーマーという構成で行くことにしました。

 

そして下はこちら。

f:id:a-nash:20161105194658j:image

Castelli Sorpasso ビブタイツ

夏前にSALE品を1万以下でゲットしておいたブツです。冬用のタイツですが、防風ではないので秋でもイケるでしょう。

 

今回は輪行して西武秩父からスタートする事にしました。先ず志賀坂峠を目指して走り、峠から林道に入って八丁峠を目指し、そこから下って中津峡に出てR140で西武秩父へ戻るルートで、距離は約95kmとなります。

 

f:id:a-nash:20161105200459j:image

駅前のイチョウは色付き始めといったところでしょうか。それにしてもいい天気。

f:id:a-nash:20161105200553j:image

雲ひとつない快晴の秩父橋。絶好のライド日和です。この時の気温は10℃位でしたが、PERFETTO LIGHT は風は完全にシャットアウトするのに暑くなる事もなく快適そのものです。

f:id:a-nash:20161105201108j:image

R299のみで志賀坂峠を目指すのもつまらないので、北側の県道で行く事にしたのですが、これが大正解。多少の登りはありましたが、こんな感じのいい感じの道で車も少なく、国道で行くよりもこちらのルートの方が断然おすすめできます。因みに志賀坂峠までのラストコンビニのセーブオンの所でR299に合流するので、補給面でも心配ありません。

f:id:a-nash:20161105203451j:image

程良い登りをこなせば志賀坂峠に到着です。結構強度上げて走りましたが、ジャージのジッパーを下げれば汗はどんどん乾いてくれる感じ。これはmilletドライナメッシュとクラフトインナーのおかげかな。この組み合わせは暑くもなく寒くもなくでかなりいい感じでした。

f:id:a-nash:20161105204006j:image

左手には林道 "金山志賀坂線" の入り口があり、ここを登れば八丁峠までのヒルクライムとなります。そしてその道中で見たかった絶景が。前来た時は台風の影響で通行止めでしたが、解除されて良かった!

f:id:a-nash:20161105205326j:image

ちなみにこちらが志賀坂峠からの眺望。好きな景色なので毎回写真を撮ってしまうのですが、今までで1番綺麗に撮れたと思います。

f:id:a-nash:20161105210113j:image

f:id:a-nash:20161105210136j:image

林道をユルユルと登るとこんな感じで紅葉は微妙な感じ。まだ早かったのか?

 

f:id:a-nash:20161105210258j:image

更に登って行くと途中から異様なまでに視界が開けてきます。しかしえらい伐採されてますこと。

f:id:a-nash:20161105210517j:image

登るにつれてそこそこ紅く染まった木々が現れてきます。

f:id:a-nash:20161105211101j:image

かなり加工しちゃってますが、場所によってはかなり色付いている所も見受けられます。

f:id:a-nash:20161105211254j:image

f:id:a-nash:20161105211406j:image

f:id:a-nash:20161105211433j:image

しかしホントいい景色だ。とても写真じゃ伝えきる事はできません。

f:id:a-nash:20161105211520j:image

絶景を楽しみながら登った先に八丁峠の頂上トンネルが出現。それなりの斜度の道を登ってきた筈なのですが、景色に気を取られて全く辛さを感じませんでした。辛いどころか、もう終わりかって少し残念な気待ちになりましたし。

f:id:a-nash:20161105211836j:image

f:id:a-nash:20161105211847j:image

峠を下ればかの有名な郵便局やニッチツの廃墟などが拝めます。しかし見所の多いルートだと走ってて全く飽きがこない。

f:id:a-nash:20161105212131j:image

更に降ると更に有名な中津峡なのですが、八丁峠手前の絶景の方が凄いかなぁ。さっさと下って補給したかったのでここはさっさと通り過ぎてしまいました。

f:id:a-nash:20161105212437j:image

R140に出ると程なくして滝沢ダムに到着します。ここはダムカード貰えるらしいですね。

f:id:a-nash:20161105212606j:image

ちなみにループ橋は工事中で片側1車線の所がありました。

f:id:a-nash:20161105212652j:image

大滝道の駅で二瀬ダムカレーを注文したのですが、盛り付けは面白いけど味は至って普通のカレーでした。蕎麦屋で蕎麦食べれば良かった。

f:id:a-nash:20161105212717j:image

f:id:a-nash:20161105212741j:image

国道から少し逸れたルートで西武秩父まで走り今回のライドは終了です。

f:id:a-nash:20161105212954p:image

今回はルートこんな感じで距離は100kmにも届きませんでしたが、これ位が程よい疲労感でちょうどいいのかなと思います。気温は8℃〜21℃と寒暖差は激しかったですが、ウェアの性能に助けられ、最初から最後まで快適そのもの。天候には最高に恵まれ、非常に満足感の高いライドとなりました。 

f:id:a-nash:20161105213803j:image

最後に。

 

 コラムカットをして貰ったのですが、やっぱりカッコは良くなりますね。

カステリ ナノフレックス アームウォーマー はnanoflex+となってどう変わったのか

 

f:id:a-nash:20161101211636j:image

肌寒くなってきたこの季節に活躍するウェアと言えばアームウォーマーですよね。このカステリのナノフレックスアームウォーマーも定番商品の1つでしょう。それがどうやらモデルチェンジをしたようです。

f:id:a-nash:20161101211652j:image

それがこちら。カステリナノフレックスアームウォーマー+ となります。しかしパッケージに書いてある事全く同じですね。ざっくり読むと雨の日でも水を弾き、暖かくて透湿性もあってすぐに乾きますよとの事です。

 

で、なぜ両方持っているのかといいますと、旧型のSサイズを買ったのですが、付けてみたらキツすぎたのでMサイズを買い直したからです。そしてよりフィット感の良さそうな新型にしておけば、まず間違いはないだろうというわけで少しお値段高いけど+の方を購入したって訳です。ガイツーあるあるですね(笑)

 

しかし別にカステリに拘らなくてもいいと思う方もいるでしょう。

 

確かにアームウォーマーなんて別に何でもいいし、防風防水のウォーマーならスポーツフルの方が良さげな気はします。

 

しかしです。

 

f:id:a-nash:20161101221023j:image

この CASTELLI PERFETTO LIGHT SHORT SLEEVE と合わせるアームウォーマーはやはりナノフレックスしかないでしょう。私、統一感は大事にするタイプなので。

 

前置き長くなり過ぎましたが、タイトルにも書いちゃったので簡単に新旧の比較してみましょうか。と言ってもサイズが違うので純粋な比較にはなりませんが、もしかしたら参考にしてくれる方もいるかも知れないということで。

 

f:id:a-nash:20161101221528j:image

こちらは旧型です。ロゴが両腕共に同じです。形状は殆どただの筒と言ったところ。そしてあまり伸縮性のある素材ではないので、サイズ選びは難しいです。キツくても緩くても使いモンにならなさそう。

f:id:a-nash:20161101222602j:image

こちらが新型の+です。ロゴが片方が CASTTELLI でもう片方に NANOFLEX と入っています。個人的にはこちらのロゴの入れ方の方が好きですね。うるさ過ぎず地味過ぎずでいいんじゃないでしょうか。

f:id:a-nash:20161101223011j:image

そして1番の変更点はこちら。肘側にはより伸縮性のあるnano light インサートとやらを採用しており、縫製も立体的になっています。これならだいぶフィット感は良くなったのではないでしょうか。

f:id:a-nash:20161101224047j:image

裏返してみたところ、nano lightの部分に起毛はありませんでした。その分よく伸びると思いますが、おそらく保温性は旧型の方がありそうです。しかし、これで耐えられないような気温の日にはジャケットの出番となるわけで、気温が上がってきても暑くなりすぎなさそうな点では良いのではないでしょうか。春秋に使う分には新型の仕様の方が適しているかと思います。

f:id:a-nash:20161101230330j:image

付けてみたところフィット感は上々です。全く突っ張り感がないってわけではありませんが、乗車中に気になるレベルではなさそうです。

 

今回もまたダラダラと書いてしまいましたが、個人的にはデザイン的にも機能的にも新型の方がいいかなというのが結論ですね。

 

ということで旧型のはオクに放流することにしました。1度も使ってないので誰か買いませんか?

おそらく飯能最強? 有間峠に登ってきた

いきなりですが、今週は2ヶ月ぶりに土日共に晴天らしい、ということで自転車乗るには絶好のチャンスだと月曜日から楽しみにしていたんです。

 

が、

 

金曜の夕方になって土曜出勤しなくてはならない事態に陥ってしまいました。なので結局走れるのは日曜だけ。ホントは土曜日走りに行って日曜は自転車屋さんにシフトケーブルの交換とコラムカットを頼みに行こうと思っていたのに。

 

そんな仕事のストレスはRideで発散しようということで、今回は以前から登ってみたかった有間峠名栗側へ行って参りました。

 

有間峠のスペックを少し書いておきますと、距離は約10km程で起点から尾根に出るまでの7km位は平均勾配約9%で終点までだと約7%となってます。尾根道はアップダウンがあるので、その区間で平均勾配を押し下げているってパターンですね。道中の厳しさは恐らく飯能名栗方面の峠では最強クラスだと思われます。

 f:id:a-nash:20161016203146j:image

有間ダムに到着。この時はまだいい天気でした。でも予報だと午後から曇りになるんだよなぁとか思いつつ、名栗湖湖畔を奥へと進んで行きます。

f:id:a-nash:20161016203535j:image

有間峠への道は林道逆川線と言うのですが、"さかさがわ"って読むんですね。

f:id:a-nash:20161016203740j:image

ここが釣り場を少し過ぎたあたりのY字路で、右折すると林道逆川線となります。間違える人は結構いるらしいので一応書いておきました。

f:id:a-nash:20161016203944j:image

この起点の標識がY字路の中央に立ってるのが勘違いさせる原因かも。ちなみに分岐手前の釣り場には自販機もあるので、名栗湖で補給していなかったらそこで補給しておくことをオススメします。

f:id:a-nash:20161016204239j:image

てことでボトルの水を満タンにしていざスタート。道は所々荒れているものの、以前よりは綺麗になっているようです。林道なので勿論落石などはありますが、それほど不快な量ではなかったですね。

f:id:a-nash:20161016204741j:image

走行中に撮ったため見難いですが、Grade 12% です。

ホント延々とこんな感じでたまに10%以下になる所もあるという感じ。しかしキツいはキツいのですが、13%以上に上がることがないのがせめても救いで、ツラくて足付きするようなことはなかったです。

f:id:a-nash:20161016210037j:image

しばらく進むと切り通しが現れます。ここまで来れば尾根はすぐそこ。ツラいのはここらへんまでですね。

f:id:a-nash:20161016210304j:image

f:id:a-nash:20161016210316j:image

尾根道に入ると一気に視界が開けます。見晴しはここが一番良かったなぁ 。で、ここからが結構長いんです。奥武蔵GLのようなアップダウンがしばらく続きます。人によってはこの長さはウンザリするかも。まだ頂上じゃないのかよってなるかもしれません。

f:id:a-nash:20161016211244j:image

無事到着。予報通り曇ってきました。残念。

f:id:a-nash:20161016211643j:image

f:id:a-nash:20161016211818j:image

前回に秩父側から登った時はガスって何も見えませんでしたが、今回は名栗湖が見えました。あんな所から登ってきたんだなぁと感慨に耽ることができて満足です。

f:id:a-nash:20161016213154j:image

しかし標高1158mって結構ですよね。そういえば去年11月に秩父側から登った時は寒くて死にかけたっけ。

f:id:a-nash:20161016212925j:image

軽く補給して秩父側に下ります。秩父側の方が路面は綺麗なものの、こんな箇所もあったりします。やはり林道のダウンヒルは嫌です。寒いし。手が疲れるし。パンクのリスクも高いしで、下手したら登りより疲れるかもしれない。

f:id:a-nash:20161016213650j:image

しかし県道に入れば話は別。爽快なダウンヒルを堪能できます。超気持ちいい。

f:id:a-nash:20161016213828j:image

この道は景観もかなり良いですね〜。

f:id:a-nash:20161016214023j:image

このトンネルは反対側の方がインパクトありますね。写真撮ればよかった。

f:id:a-nash:20161016214200j:image

なんとなく自撮り

f:id:a-nash:20161016223032j:image

秩父さくら湖。しかし自転車は風景と一緒だとホント絵になるなぁ。

f:id:a-nash:20161016222126j:image

 その後山伏峠から山王峠経由で帰宅したのですが、山王峠で足攣って無念の足付きをしてしまいました。あそこは舐めてかかると意外にキツくて痛い目あいます。

 

ということで今回のrideは山王峠に完全に敗北というカタチで幕を閉じました。飯能最強は実は山王峠だったということですwまぁ相手は"山王"を名乗ってる訳ですし、仕方ないですね(笑)

f:id:a-nash:20161016215200p:image

子の権現へ行って来た

子の権現と言えば激坂で有名ですよね。去年1回走りには行ってますが、今年はまだ行ってなかった、というか避けてました。なぜかってそれはもうキツかったからw

 

ですが、先日エントリーしてしまった来月のツールド富士川にも結構な激坂があるって話なんですよね。これは子の権現にでも登って激坂耐性をつけておいたほうがよろしかろうということで、ノコノコと出掛けましたって次第です。

 

f:id:a-nash:20161002215535j:image

飯能から少し走ればすぐにこんな感じの山道が始まります。今日は天気もなかなか良くて気持ちいい。斜度も丁度いい塩梅でかなりいい気分で走れます。

f:id:a-nash:20161002215808j:image

そのまま気分良く流して竹寺への分岐へ到着。因みに入間の自宅からここまで、小一時間程度で来れます。入間市は自転車に乗りにはとてもいい環境なんですよね。ライドの目的地になるような所はないのが残念ですが、起点としてはベストポジションだと思います。平坦走りたければ入間川CRから荒川CRに行けば良いですし、山走りたければ青梅、飯能、奥多摩秩父と中距離でも長距離でもコースには困りません。

f:id:a-nash:20161002220329j:image

話逸れましたが、天龍寺到着。暫く動けなくなりましたよ。やっぱりあの坂はヤバいです。ですが、去年と比べて例のラスト300mはウィリーしそうになることもなく後輪がスリップすることもなく、足付き無しでかなり安定して登れました。胸痛くなって死にかけましたが。なんですけど、何故かラスト300mのストラバのタイムは去年より30秒程遅くなってます。なんで?平均速度も去年よりも速いってのに。蛇行した覚えもないのですが。しかしそれでも今日登ったストラバユーザーの中では2位でした。まぁよく頑張った方だと言えるかな?

f:id:a-nash:20161002221847j:image

息絶え絶えだったのが回復したところで、せっかくだから参拝しに参りましょうか。

f:id:a-nash:20161002221937j:image

山門をくぐるとすぐに仁王様がお出迎えしてくれます。しかしここの仁王様は迫力ありますね。

f:id:a-nash:20161002222049j:image

バイクラックが設置されてました。去年来た時はなかったような。

f:id:a-nash:20161002222220j:image

無事健脚祈願できました。そしてこれからも事故なくバイクに乗り続けられますように。

f:id:a-nash:20161002222241j:image

有名な巨大ワラジ。ここは足腰の神様でスポーツ選手も参拝に来るって話です。

f:id:a-nash:20161002222253j:image

そして巨大下駄。しかしワラジと比べるとちょっと造りがテキトーな感じ。特に鼻緒の所が。

f:id:a-nash:20161002222637j:image

目的は果たしたので帰路へ着くことにします。

北口の見晴らしは最高ですね。条件が良ければスカイツリーも見えるとか。見えたからなんだって話ですが、見えればテンションは上がるんでしょうね。

f:id:a-nash:20161002223218j:image

トロトロ降りて分岐を左手に入ると現れる子の権現とセットで登れの天目指峠です。尚、去年はこんな峠登る脚なんか残ってねーよって事でR299へ逃亡したもので登ってません。ここは距離は2.2kmと短いけれど、平均斜度は8%超えなので終わった脚にはキツい峠ではあります。

 

f:id:a-nash:20161002230550p:image

家帰ってガーミンコネクトを開くとEdge 500では出なかった心拍ゾーンの分布なんて表示があるのに気が付きました。どれだけ追い込めたか一目で分かるっても結構便利ですね。とりあえずこの数値は、無駄に心拍上がり過ぎのトレーニング不足が改めて浮き彫りになった結果と捉えておくことにしましょうか。

サイコンをEdge 500JからGarmin Edge 520に買い換えたった

f:id:a-nash:20160918191301j:image

最近は毎週末に台風がやってきてあまり走りに行けません。ストレス溜まりますよね。で、走りにも行けず、家の中でスマホを弄って無駄に情報を仕入れていると、今まで欲しいと思っていたあんな物やこんな物を、物欲に負けてついついポチッとしてしまうという人も多いのではないのでしょうか。

 

だからと言っていきなりこんなEdge 520 とかいう高級サイコン買うとかどうかしてます。しかし海外版ならばEvansで¥22000程で買えちゃったりするんですよね。という事は今使っている500Jをオクに流せば追い金¥10000位で手に入るってことになります。うーんそれ位ならば、ということでついついポチッとなとしてしまった次第です。ちなみにEvansの配送はDHLなので、手数料やらなんやらで¥2000程余計にかかります。それが嫌だったので注文直後にEMSで送ってくれとメールするもガン無視された挙句、もうDHLで送っちまったよとの返信が発送メールの2日後に来ました。まぁそれでも国内で買うより¥10000程安いのですが。

 

しかしいったい誰に言い訳しているんだって感じですが、500Jから買い換えたいのにも理由は結構あるんです。もしかしたら520の購入を考えている500ユーザーが参考にしてくれるかもしれないので、500Jに対しての520の利点をあげていきます。

 

GPSの精度が改善されている

 

これは普段走るぶんにはそれ程問題になるレベルではないのですが、山間部を走るストラバユーザーにとっては話は違います。これは割と死活問題だったりするんですよね。なぜかと言うと、500のGPSの精度はイマイチなので、山間部での走行軌跡が無茶苦茶になってしまうからなんです。つまり道無き道を走っているログになってしまうんですよね。なのでPR狙ってセグメントを走ったのに、ストラバではそのセグメントは走行したとみなされてないって事が多々あるのです。白石峠で30分切りを狙って、頑張って走ったのにストラバで反映されてなかった時はかなりショックでした。520はだいぶGPSの精度が上がっているらしいので、そのような事はあまりなくなると思われます。

そしてGPSの捕捉も断然速いです。500JはスタートしようしてもなかなかGPSが捕捉されず、早くしてくれよって感じになりますが、520は屋内でも捕捉されるくらいなので、相当GPSの感度はパワーアップしているようです。

 

地図機能がOSMを入れればかなり使える

 

500でもコース機能を使えば線表示のみでナビ的な事は出来たりします。しかし500でのコース機能って動作は遅いし不安定だし、安心して使える機能ではないんですよね。まぁでもいちおう200kmブルベはコレで乗り切れました。なので意外と侮れない機能ではあります。

520では地図はいちおう表示はできるものの、簡易すぎて使えたモンじゃないらしい。なのでそこを理由に520に買い換えるってのはないな、と思っていました。

しかしです。今はなんと520用に軽くしたOSMってのを公開している人がいて、それをインストールすれば地域は絞られるものの、かなり綺麗な地図を表示させる事ができるらしいのです。だとしたら相当に便利な機能ですよね。ナビはいらんけど地図は欲しい。こんな人はかなり多いのではないのでしょうか。そしてコース機能と組み合わせれば、ナビとしても実用上全く問題なさそう。これだけでも買い換えの理由としては充分だと思います。あれ?この道ホントに合ってんのか?って背中からスマホを取り出して確認するあの無駄な時間と作業が削減されるというのは、ロングライドだったら相当なメリットになることでしょう。経験者ならば分かるはず。

 

無線接続でアクテビティをアップロードできる

 

"そんなの有線でもいいじゃん"

 

 と最初は思っていました。しかし心拍計&ライフロガーとして、VIVO SMART HR を使うようになってからはそんな思いは一変してしまい

 

"やっぱ無線接続じゃないと"

 

に変わってしまいました。だって便利なんだもん。1回この環境に慣れてしまうと、間違いなく元には戻れなくなります。いまどきPCを母艦にする必要性って薄いですし。

 

Activity Profiles が秀逸。ローラー回す時にいちいちGPSをOFFにしなくていい。

 

500は屋内ではGPSは捕捉すらされないので、手動でGPSを切ってからスタートするのですが、コレがなんというか面倒で、もっとスマートにならんもんかと思っていました。そこらへんの改善点として、520ではプロファイルを分けてライドごとに選択できる "Activity Profiles" という機能が追加されています。この機能を使えば画面表示、GPSのオンオフ、マップ、アラートなどがプロファイルとしてまとめて保存でき、開始時にライドに合ったプロファイルを選択してスタートするだけで、表示も機能もライドに合ったものに絞ることができるのです。ローラー回すのにGPSは不要ですし、地図や勾配、獲得標高なんて表示させる必要ありませんもんね。逆にロングライドなら表示できるものは多い方がいい。レースならばまた絞る内容は変わってくるでしょう。ある程度経験のあるロード乗りならば、相当に使える機能だと思いますよコレは。

 

タッチパネルじゃない。物理キーオンリー。

 

冬場にスマホを外で使うシチュエーションを想像すれば、タッチパネルなんてデメリットでしかないと思います。スマホですらあんなに使い勝手悪くなるというのに、更に画面の小さなサイコンじゃぁ冬場での使用は相当に厳しいと思います。たぶんですけど。

f:id:a-nash:20160918211039j:image

そして520は物理キーが8つも装備しています。よくボタンが固いとのレビューも見られますが、500からだとソコはさして気にはなりません。ちなみにキー配置が500と逆なので最初は戸惑いますが慣れてしまえば、操作性はボタンの数が多いぶん500よりも確実に良いです。

 

サイズはほぼ変わらないのに画面は大きい

 

画面が大きいのは正義。しかもカラー。見映えは相当に良くなりました。視認性はまだ外で試していないので分かりませんが。表示は10項目まで同時に表示でき、それだけ表示しても実用レベルの見易さは確保できるだけの画面サイズです。500では8項目まででしたが、8分割もすると見える事は見えるけど、正直使いモンにならないって感じでした。これだけ画面が大きくなってサイズ、重量とも殆ど変わらないなんて素晴らしすぎです。

f:id:a-nash:20160918215121j:image

ぱっと見は520の方がデカく見えます。でもこれは形状の違いのため。

f:id:a-nash:20160918215218j:image

裏から見るとほぼほぼ同じサイズなのが分かりますね。重量は2g位重くなっただけのようです。

 

マイクロUSB装備でライトと同じ充電ケーブルが使える。

f:id:a-nash:20160918215448j:image

今時のデバイスはたいがいマイクロUSBですよね。ライトと同じケーブルで充電できます。カメラも充電できます。ロングライドでの荷物はケーブル1本でも減らしたいので、これも大きなメリットと言えるでしょう。ちなみに給電しながらの使用もできるようです。500でもケーブルを少し工夫すれば可能でしたが、通常のケーブルではPCとの接続モードとなってしまい無理でした。

 

かなりの長文となってしまいましたが、それでも紹介しきれないくらい、520は500からの進化が凄まじいです。基本的にできる事はそれ程変わりない筈なのに、デバイスとしての能力はそれはもう天と地の差と言っていいでしょう。画面の大きさや目的地を入力しての自動案内的なナビを求めなければ、サイコンは現状では520が最適解だと思います。これだけの機能を装備しているのであれば、値段的にも納得できるのではないでしょうか。それでもまぁ国内版の定価には疑問符が付くんですけど。

 

最後に取り付けについて少し。

f:id:a-nash:20160918220542j:image

付属品のアウトフロントマウントは、ゴツくて残念な感じ。マウントにこんなにも存在を主張されてもね...。お前はもう少し引っ込んでろと言いたくなったのは私だけではない筈。そしてGARMINロゴも目立ちすぎです。なんというかお前ホント何様だよって感じ。

それとボタンの押しやすさのためなのでしょうが、ステムとツラにならないのも気に入りません。これじゃせっかくの美しいZippのステムが台無しじゃないか。

f:id:a-nash:20160918220844j:image

ということで、マウントは500で使用していたPWTのマウントを再利用することにしました。ラップキーとスタートキーがかなり押しにくいですが、押せないって事はないのでコレで良しとします。

初めての輪行ライド -秩父から上野村まで-

f:id:a-nash:20160912191942j:image

モンベル輪行袋を買ってみたはいいものの、毎週末天気悪いし、嫁と近場のライドに出掛けたりもしてたので、なかなか使う機会もなくお蔵入り状態になっていました。しかし、行動範囲を広げるには輪行は避けて通れない道。やってみなけりゃ始まらないってことでバックパックにサンダルと輪行袋を突っ込みとりあえず家を出ます。行き先は秩父。荷物は駅のコインロッカーに預けりゃいいや。ナビタイムで調べたところ、今から家出れば直通の西武秩父行きに間に合うかも。こんな事を考えバタバタと支度しての出発とか我ながら無計画だなと思います。

f:id:a-nash:20160912192452j:image

てことで、なんとかパッキングを済ませ、最寄りの入間市駅のホームまで辿り着きました。入間市駅からだと土日に運行している快速急行西武秩父行きに乗れば、乗り換え無しで秩父まで1時間かからずに到着できます。素晴らしい。

 

ですが、パッキングに予想以上に手間取り、快速急行には乗り遅れましたorz

 

その後に来た各停の飯能行きで飯能まで行き、秩父行きの電車を待つことにするも、だいぶ時間をロスする羽目に。まぁ初めてだし仕方ないですね。

f:id:a-nash:20160912193557j:image

西武秩父駅にやって来ました。電車で来るってのもなんか新鮮な気分ではありましたが、やはりあんなデカい荷物持って電車に乗るのは気を遣っちゃって疲れます。何回か経験を積めば慣れるんでしょうかね。

f:id:a-nash:20160912195152j:image

西武秩父はコインロッカーが輪行時でも使い易い場所にあるのが有難いです。バックパックに不要な荷物を詰め込んでロッカーに放り込んでいざスタート。とりあえずコンビニ寄って朝ごはん食べてから、志賀坂峠を目指し走り始めます。その先の十石峠までは行きたいかな。

f:id:a-nash:20160912201252j:image

秩父橋。いい天気で気持ち良かったですが、頭も痛けりゃ膝も痛い。なんかどうにも調子が悪いぞ。

f:id:a-nash:20160912201505j:image

調子悪いながらも、それなりには頑張って回して志賀坂峠に到着。しかし秩父側は程良い勾配で走り易いですね。斜度的にも距離的にも定峰峠くらいでしょうか。

f:id:a-nash:20160912201936j:image

八丁峠方面見ると通行止めになっていました。どこか崩落していると思われます。ここから中津峡のルートは紅葉の季節には是非行きたいと思っていましたが、もしかしたら今年は無理かもしれません。

f:id:a-nash:20160912202105j:image

トンネルを抜けて降り途中でなんとなく撮りたくなった風景が出現。作物は生っていないようですが、段々畑なのでしょうか。

f:id:a-nash:20160912202751j:image

299をひたすら走り上野村までやって来ましたが、天気が怪しくなってきてテンションも下がってきました。相変わらず体調も良くならないし、この辺りで十石峠は諦めようかと考え始めます。とりあえずこの先の道の駅で何か食べてから考えよう。

f:id:a-nash:20160912202934j:image

道の駅上野で腹ごしらえ。ここはイノブタがウリらしいでのすが、この日は変わったものを食べようなんて気にもなれず、普通の豚のカツ丼を頼んでしまいました。味はまぁ普通だけど、卵に火が通り過ぎなのがちょっと残念。しかしお腹いっぱいになり過ぎて、なんかここから十石峠まで登るのが更に億劫になってきました。グループライドだとこんな我侭でテキトーなのって許されないでしょうね。こういう時1人は気楽でいいなと思います。

f:id:a-nash:20160912203023j:image

てことで、日が暮れる前には電車に乗りたかったのもありまして、このぶどう峠との分岐から少し走った辺りで、引き返すことにしました。気分的にはDNFだけどここで無理してもしょうがないすし。

f:id:a-nash:20160912204112j:image

ちなみにこの日の志賀坂付近神流川はこんな色してました。今年は台風多かったのでその影響がまだ続いているのでしょうか。

 

今回のライドは走行距離116km、アベレージ25.1km、獲得標高1700m程となんともまぁ走るには走ったけれど、少し消化不良な感じとなりました。もうちょい輪行に慣れたら十石峠を越えてぶどう峠を登り返して帰るルートで走ってみたいもんです。