インプレッション Fulcrum Racing 3
ホイール交換後約1ヶ月800km程走行してみました。ある程度は冷静に感想も書けるかなってことで、交換して感じたことなんかを書き殴っておきます。
まず見た目。良く言えばシックだけど地味っちゃぁ地味ですね。遠目で見るとホイール交換したって言っても気付かれないレベルかなぁ。
近くに寄って見てみてもやっぱ地味。でも白か黒基調のバイクにはよく似合うと思います。
クランク交換前ですが、こうして以前の姿と比べると結構印象変わった感ありますね。白いハブもワンポイントとなってなかなかいい感じですし。こうして振り返ると替えて良かったと改めて思います。
次に走ってみての感想です。ホイール購入した直後のテンションでは、おーやっぱり全然違うわーなんて思っていましたが、冷静になってみると全然は違くないです。はい。
ただ交換後に同じコースを走ったログを見ると、アベレージは2km以上は上がってますし、ストラバのセグメントを見ても、頑張って走った区間はだいぶ順位上がってたりします。多少は速くなったのは確実かな。
平均ケイデンスは交換前と大差ないので、これはより重いギアを回せてるってことでしょう。よくホイール交換して、ギアが2段軽くなったとかいうインプレ見ますが、自分的には2段重いギアでも頑張れば回せるようになったって感じです。漕ぎ出しなんて以前と変わった気まるでしませんし。
しかし私のような貧脚初心者でも、急な下りでブレーキ掛けながら降りる時とか、斜度の高い登りで加速しようとする時なんかは、剛性の高さみたいなモンを感じとれます。ブレないっていうかなんというか。平地で重いギアぶん回してる時なんかもそうですね。トルクかけるとグイグイ前に進むようなあの感じ。これもっと剛性高いホイールだとより分かりやすいのかな。あ、ヤバい。レーゼロ又はディープリム欲しくなってきた...
1番変わったと感じるのが、やはりラチェット音。誰でも、どんな走りをしようとも、ホイール交換した効果が味わえるとかなんて素晴らしいんだろうw
結論
Fulcrum Racing 3 は見た目も走りも最初に交換するにはいいホイール。が、更に良いものが欲しくなってしまうのが欠点と言えば欠点。
ってところでしょうか。
ついでにだけど、ボトルケージも白基調のモノの方が似合うかな。
ボトルケージ を Tacx Deva に交換したって話
まー別にボトルケージを換えるつもりはなかったんですけどね。
某Y の店でたまたま見つけたボトルケージがコレだったんですよ。
Tacx Deva ってヤツです。Tacxってローラーとかも作ってる会社ですよね。ボトルケージなんかも作ってるの初めて知りました。
なんで買ったかといいますと、コレを手に取って眺めてて、コレ結構いいかも的な事を嫁に話してたら
『買いなよ』と嫁さんから衝撃的な一言が。
『え?』耳を疑う俺。旦那がなんか欲しいとか言うと嫁に止められるのは世の常だというのに。
そして
『今使ってるの私にちょうだい』
なんだ。そういう事か。前から、俺が新しいの買ったら貰おうと企んでいたらしい。
今までのボトルケージはこちらのエリートのカスタムレースです。実は最近、ド定番すぎてつまんないなと思い初めてました。
話を戻しましてパッケージを見ると、使用素材はカーボンが40%グラスファイバー30%ポリアミド?30%で重量29gとの事。値段にしては軽い部類に入ると思います。フルカーボンのボトルケージとかクソ高いですもんね。1900円なら割とお得なんじゃないでしょうか。ちなみに、エリートのカスタムレースがカタログ重量41gだそうです。
取り付けるとこんな感じ。ホイールが白基調になったのでボトルケージも合わせて白系にしたのですが、これはこれでいいかもしれない。でも間近で見ると高級感はない...かな?
肝心の使用感ですが、エリートのよりボトルの抜き差しはしやすいので、使い勝手は良くなりました。なんかスチャって感じで嵌ります。クリック感があるとでも言うのかな。そして、プロも使ってるモデルらしいのでボトルがすっ飛んでいく事もないでしょう。
という事でTacx Devaは軽くて、スッキリしたデザインのボトルケージをお探しの方には是非オススメしたいモデルです。カラーバリエーションも多いですしね。
Koofu WG-1 お試しライド 志賀坂峠から神流湖まで行ってきた
Koofu WG-1のお試しライドって事でこんなコースを走ってきました。
距離200km獲得標高2800m程のそこそこキツめのコースですが、ヘルメットの性能を試すのにはちょうどいいコースだったと思います。
で、結論からいいますと
すげーいいです。コレ。
まずフィット感が良くてズレません。LEFFではだんだんと前にズリ落ちてきて、走行中にあーもうってなっていました。ですが、今回のライドではそんな事は一切無し。俺はこういうのを求めていたんだよって感じです。LEFFはサイズ自体デカかったし、調整できる箇所少なかったからなぁ。因みにWG-1はかなり細く調整できました。おかげで私の変な形の頭にもジャストフィット。そしてあご紐が柔らかいのがありがたい。
そしてWG-1のウリの1つである風通しの良さですが、これには正直驚きました。コンビニ寄ったときとか、食事する時とかにヘルメットを脱いで、髪を触ると全く濡れてないんです。登りで汗をかいたはずなのに完全に乾いてる。マジでか。そして軽いもんだからそもそもあまり脱ごうという気もしません。肩や首のコリも軽減された感じしました。ヤバい。超快適なんですけど。
これ志賀坂峠の辺りですが、峠道を登ればヘルメットの中は汗ダクになって早々に乾いたりはしませんでした。
ですが、峠を越えて神流湖の道の駅で蕎麦食べた時には、髪の毛は完全に乾いてました。長い下りで、まるでドライヤーをかけたかのよう。メーカーが謳ってる通気性の良さは、たぶん誰でも体感できるレベルだと思います。
とは言っても、比較対象がエントリーレベルのLEFFで、他の良いヘルメットと比較してどうなのよってのは私には分かりません。ですが、ヘルメットを良いものする効果ってのは、かなり大きいです。想像以上に。バイクの軽量化より効果あるんじゃないかと思います。見栄えもしますしね。
ヘルメット Koofu WG-1 をポチる
またまたやってしまいました。Koofu WG-1です。今まで使っていたOGK LEFF マットブラック(M/L)が、ダメになった訳でもないのに半ば衝動的にポチりました。使用に大きな問題はなかったのですが、LEFFに対しては不満な点がいくつかあったんですよね。
- サイズが微妙にデカくてキノコる。しかしS/Mサイズがない。
- なのでちょっとした段差に乗り上げるだけでズレる。かなりストレス。
- 見た目シュッとしてない。地味。
- 真っ黒なので炎天下に走るとクソ暑い。
- 重いって程ではないけれど軽くはない。
- あご紐が固い。そして汗吸って塩を吹く。
やはりLEFFはエントリーレベルのヘルメットなのでしょう。上記のような不満点は、クロスバイクで走っている時は特に感じませんでしたし。ですが、ロードに乗り始めて長距離のライドをするようになると、やはりそういった事が気になってくる訳です。なので色々調べ始めて、ハイエンドクラスのヘルメットならば、上記の不満点はほぼ解消できるのではと考え始めてしまうのはロード乗りならば仕方のない事。特にヘルメットは安全に関わる事なので、真剣に改善を図らなければなりません。そう。安全に対してコストを惜しんではならないのです。決して単に物欲に負けたわけではないんです。
以上建前終わり。
本当は単にもっとカッコいいヘルメット欲しくなっただけです。
うん。しかし今回はまぁなかなかいい言い訳ができたかもしれない。普通に考えればヘルメットに2万近くとか相当バカだと思います。そんな真っ当な感覚はこの1年で完全に崩壊しましたが(笑)
という事で届いたブツを開封しましょうか。
箱からして悪くないセンスだと思います。なんか日本のメーカーっぽくない。そういえば勤務先の設計の人が、日本のメーカーは海外のメーカーに対して性能では勝てても、デザイン面ではどうしても敵わないって言ってたのを思い出しました。パッと目を引くデザインの製品を作る能力は、海外に出るとやはり日本人は劣っているのを感じざるを得ないそうです。ですが、このKOOFU WG-1はなかなか頑張っていると思います。
アシンメトリーで直線的でVガンダムチックなデザインが特徴的。でも派手って程ではないんですよね。好みは分かれる所だとは思いますが、嫌いじゃないです。風洞実験で解析されたデータを基に設計した形状や、乱気流を発生させて、ヘルメット内の風通しを良くする為の小さな突起を付けるなどなど、一応エアロロードに乗る者の端くれとしてはビビっとくる要素が満載です。
後ろから見てみます。何故に中央は発泡スチロール剥き出しなんだ?この部分も塗装してくれればいいのに。
とりあえず被ってみます。
軽い。一瞬何も被ってないんじゃと錯覚する程に。なんだこれ?持った瞬間から分かるこの違い。さすがはハイエンドクラスって感じ。やはりLEFFとは全然違う。風通しの良さと合わせて、これなら長距離乗るにはかなりアドバンテージになると思われます。
これは走ってみてどう感じるかが、非常に楽しみですね。
ロードを購入してからの1年間を総括してみた 2
前回の続きです。
素人なりにポジションをあれこれ考えた結果。
こうなりました。ワンバイエスのブレンドステムです。17℃の水平ステムって奴でハンドル低くてカッコいいからってだけでのこの選択。長さも純正の90mmから110mmと一気に20mmの延長とか、我ながらアホです。しかしコレ今見ても車体には全く似合いません。完全に迷走してますね。
これで都民の森まで行ったりしてます。途中何度も脚付きしたっけ。今思えば前傾キツすぎて腰にきてたんだろうな。
んで、お次はハンドル交換。チョイスしたのはRRO Vibe 7S コンパクト 420mm 。スプリンター御用達のゴン太ハンドルで確実にオーバースペックだけど、いいですよコレは。
装着してバーテープも替えたけど。うん。なんか違う。迷走が止まらない。
やはりステムが似合わないんだってことでステムもハンドルと統一しよう。そうしよう。いうことで購入。長さは前回と同じ110mmとしました。
歴代ステム達。ちょっとずつ長くなっていっています。下2つは長さは自体は同じ110mmなのですが、角度によってこんなにも長さが変わってしまうんですね。考えてなかった。いや、それ位考えて買えよって話ですが。しかしロード購入後3ヶ月も経っていないというのにこんな比較ができてしまうとは我ながら酷い迷走っぷりです。
装着。何故かバーテープを赤黒にしちゃってます。うん。なんか違う。何故なんだろう。しかしこのステムとハンドルの組み合わせはド素人でもハッキリ分かる剛性感で、ハンドルを握っている時の安心感が全然違くなりました。結果的にこの選択は間違っていなかったと思います。
ハンドルが遠くなり過ぎたので、ライドの途中でハンドル高くしましたの図。迷走しながらも少しずつ改善を図る。でもなんか違う。
赤黒の違和感には耐えられませんでした。ということでまたまたバーテープ購入。すでに4本目とか狂ってます。
交換したら違和感全く無し。最初からこうしてれば良かった。なんかあるべき姿になったという感じ。
この時期は林道ばかり走ってまして、これ11月の写真なのですが、実はこの時期有間峠の名栗側は通行止めだったんですよね。無理矢理乗り越えて降ってみたはいいものの、下手したら滑落してしまうような危険箇所多数でかなりヤバかったです。
風張林道も登ったけ。言われる程大したことはなかったような。キノコセンターの辺りはヤバかったけど。
子の権現を南側から登ったりもしました。何気にこの時のタイムストラバで見ると、8分半を切っていて上位10%以内に入る好タイムだったりします。激坂得意なんだろうか?
サドルも交換してますね。この時に書いた記事が今でも1番見られているようです。
ブルベにも出たなぁ。200kmだけだけど。
クランクとホイールも交換。誰だ自転車は金がかからないとか言ったのは。
だいぶ長くなったので最後に全体を写真で比較して総括といきます。てか、誰もここまで読まないだろうけど。
購入直後
1年後
知らない人が見たらパッと見大して変わってないと言われそう。それにかけた金額は...うん。考えないでおこう。
しかしこの1年間で走行距離は5000kmを超え、色々な所に自分の足で行くことができ、行った先での絶景に感動することも度々。そして今年の健康診断では体脂肪率9.8%という数字を叩き出し、肉体的にも精神的にも逞しくなったような気はします。山では心折れたらそこで負けですもんね。
ということでまとめます。
ロードで走ると楽しさ=プライスレス
それに気が付けた良い1年間でした。
ロードを購入しての1年間を総括してみる
ロードを購入してはや1年。物欲にまみれたこの1年の軌跡を総括してみたいと思います。
買ったのはPROPEL ADVANCED 2 2015年モデル。ホリゾンタルなエアロなフレームとシックなカラーリングに惹かれました。2016年モデルはクランクが105になってて結構ぐぬぬとなりましたが、カラーリングは2015年モデルの勝ちです。俺の中では。まぁクランクはアルテに替えちゃったしね。2016年モデルはBBがランク下がってるしね。
納車は2015年5月17日です。安いって理由のみで八王子のショップで購入しました。尚、1年経っても変速の調整何もしてません。変速のアジャストボルト一切回してない。なのに今まで不具合一切無しとか納車時に完璧な調整をしてくれたようです。プロの仕事は違いますね。それに比べて嫁のピナレロを買ったショップときたら...いやこの話は止めておこう。
サドルとバーテープが白いってのが最初から気に入らなかったんですよね。初日からここは黒だよなぁとか思ってたっけ。
で、あれこれ買う訳です。
ペダル&クリートとか。コレは購入前に買っておいたブツですが。
シューズとか
ガーミンとか
ケイデンス&スピードセンサーのRIDE SENCEとか。ちなみにGIANTの上級モデルだとフレームとセットなので買う必要はありません。
マグネットはネオジム磁石を買って、強力両面テープで貼り付けました。コレで剥がれたことはなかったです。しかし附属のマグネットだとセンサー反応しないとかなんなんでしょうか。
その他にもボトル&ボトルゲージとか鍵とか。一体いくら使ったんだか。
このハンドル回りなんですが、見た目的にもポジション的にもどうにもしっくりこなかったので、しばらく迷走が始まります。"サドルを高くできてカッコいいじゃん"という理由だけで、Mサイズが乗れる股下なのにあえてSサイズを選んだので、だいぶ窮屈だったんですよ。ハンドル近ぇなぁって。GIANTってサイズ少ないのが難点です。SとMの中間があったら迷わずそっちにしてたのに。そしてハンドルとステムがどうにもショボい。まぁ最低ランクのブツが装着されてますしね。俺が求めてるのはこんなんじゃない。
なんか長くなりそうだし眠いから今回はコレで終わり。次回に続きます。
ホイール交換 フルクラムレーシング3 & Zonda
ロードバイク購入して約1年。色々とカスタマイズはしてきまして、残るはホイールだけとなっていましたが、ついにこの時がやってきました。しかも嫁のぶんも合わせて2セット一気買い。
まずは嫁用にZondaです。なかなか丁寧な梱包かと。
やっぱ普通にカッコイイ。
Racing3の梱包はビニールが被せてあるだけ。オイって思った。
そしてフルクラムレーシング3。こちらが俺用です。なんか梱包がゾンダのよりショボい。こっちのが定価1万高いってのに。しかし、殆ど同じホイールなのにこの値段の差はいったいドコから生まれるんだろう。実物見比べてみても理由がさっぱり分かりません。
並べて吊るしてみた。
ホントはレーゼロ欲しかったのですが、嫁用のホイールも買うことにしたので、racing 3にしときました。お値段はwiggleで合計8万ちょいプラス税金だったのでなかなか安かったと思います。レーゼロ1セット買うより安いとか。やはりこのクラスのホイールはコスパで考えるといい落とし所かと。
ゾンダは足に優しいようなレビューが多いので嫁用にチョイスしました。やっぱゾンダはピナレロによく合いますね。嫁も気に入ってくれたようです。
レーシング3の方ははグリスアップしてから装着します。ネットで得た情報によると、内部のグリス塗布が不十分との話がちらほらあったので。まぁ単純にバラしてみたかったってのが大きいですが。因みにアーレンキーはPBとTONEです。仕事で使ってたのでイイもん持ってるんですよ。特にPBはいいですよ。硬いのにしなるので、トルクのかかり具合が手に取るように分かるんです。当然精度もバッチリでカッチリ吸い付くようにネジ穴にハマります。これ使ったら他の使えなくなりますね。
フロントをバラしてみたところ、情報のとおりあまりグリスは塗られていないようです。特にシャフト。このままグリスアップせずに乗り続けたら、シャフトに部品が固着してしまうような気がする。近いうちZONDAの方もメンテしてやるかな。
ラチェットの所やベアリングはしっかりグリスアップしてありました。リアの方は手が汚れてたので写真撮ってませんが。
玉当たり調整をし、スプロケとタイヤを付けてとりあえず装着完了。リアはそうでもなかったけど、フロントの方は最初からゴリゴリで回転がやたら渋かったです。オイって思った。
どうでもいいけどこれじゃあチェック項目すべて不合格にも見えますねw